茨城県内の商店街もシャッターが目立つようになって久しいですが、東日本大震災のダメージを回復できまいままの状態が続いているところもいまだに多いです。
茨城県内は東日本大震災の物的被害が比較的大きいのです。
とはいえ、東北地方の”もっと被害が大きい地域”に比べたら少ないために、回復のために割かれるソースが相対的に低くなってしまっている現状にあります。
東北地方の物的・人的被害を考えたら、茨城県の中では”とりあえず普通に生活できる”ので茨城県に対しての復興支援は後回しでもしょうがないでしょうね。
しかしながら、国道などの一般主要道路も依然としてデコボコしていて、自分のように”高くはない車”で移動しているものにとっては、車の移動が快適とはいかない。
そもそも、甚大な被害を被りながら「元通り」を目指す行為は効率的とは言えず、コロナ禍の現状にあって”そこからの復興”についても「元通り」を考えずに、新しい方法を求めてゆくほうが効率的ではやいように思われます。
そんな中、建物の修繕ができないものや、耐震工事に着手できないものあたりに、最近動きがみられるようになってきました。
目次
レイクサイドボウルが解体されました
水戸市千波湖畔という、けっこう素敵な場所にあった「レイクサイドボウル」の建物が、ついに解体工事に着手し、素人目に見て解体工事が完了しました。
なので現在はそこに建物がない状態です。
あらたにそこに建物を建てようと思っても、近くには千波湖のほかにも偕楽園があるため「景観を損ねる」という理由で新しい建築物を建てることができないというふうに聞いています。
レイクサイドボウルといえば、２階がボウリング場で１階が丸善パチンコ店になっていてまわりが駐車場、パチンコ店の隣のフロアにゲーセンや書店になっていました。
また場所柄、友達やデートの待ち合わせ場所としても使いやすく、個人的にも”そんなふうに”利用したこともありました。
ひたちなか市にある「勝田パークボウル」は東日本大震災の被害を受けて建物にも被害がありましたが、多額の費用（ン億円）を投じて建物の修繕およびエレベーターの設置を行い、以前よりも活気のある営業をすることができるようになりました。
しかし同じように東日本大震災で被害を受けた「レイクサイドボウル」は修繕をされることなく、そのまま取り壊しとなってしまいました。
水戸ラドン温泉
同じく水戸市（旧常澄村ですが）にある「水戸ラドン温泉」も「レイクサイドボウル」同様、取り壊しとなってしまいました。
こちら個人的にも宿泊もしたことがありましたし、泊まらなくても”入浴だけ”で利用することもできたので露天風呂を楽しんだりもしました。
また詳しくは知りませんが”芸事”の鑑賞ができるイベントも定期的に開催されていたようで、そちらでも楽しんでいた人も多いと聞きます。
そんな「水戸ラドン温泉」も東日本大震災の被害を修繕することなく解体となりました。
一説によると、東日本大震災以降”温泉が出なくなってしまった”という情報もありますが、真偽のほどは定かではありません。
同一敷地内のすぐ隣にあったパチンコ店（名前忘れた）の跡地建屋のほうが先に解体されて、温泉のほうはどうなるかと気にしていましたが、建物がボロボロになってしまったのちに解体となりました。
スーパーマーケットウイズ
ボウリング場だった（らしい）建物がしばらく放置されたのちに、改装されてスーパーマーケットとしてオープンした鹿島郡鉾田町（現鉾田市）の「ウイズ」。
それまで鉾田町にあるスーパーといえば「カスミ」と「マルヘイ」でしたが、そこに「ウイズ」という新しい提案がなされました。
（カスミもマルヘイも移転されて、マルヘイは「ハピネ」に名称変更されましたが）
個人的には”家から近い”ことや”通学路の途中にある”という理由で頻繁に利用しましたし、高校の学校帰りにメンチカツを購入して食べながら帰ったりもしました。
こちらには（ドライブスルーがない）マクドナルドやクリーニング店、花屋さんが併設されてました。１０００円カットの床屋さんも後から追加されました。
こちらの「ウイズ」、建物自体は東日本大震災には持ちこた（ようにみ）えましたが、駐車場がだいぶデコボコになってしまい（現状の鉾田市のカスミさんも相当ひどいが）車での利用がしにくくなってしまいました。
そのためか”少しずれた場所”に新たに店舗を建築して「セイミヤ」としてリニューアルオープンすることとなりました。
「ウイズ」の建物自体はしばらく残っていたし、やはり東日本大震災以降営業を停止している「ヤングボウル」（ナウいネーミングセンス）の件もあるので「ボウリング場になったらおもしろいな」と思いました。
ですが「ウイズ」は解体されて一旦更地になり、そこに新たに「マクドナルド」がオープンするようです。
（「マクドナルド」は現在建築中）
まとめ
茨城県内に限らず、おそらく全国的にですが、いろんな場所で建物の様子が変わってきています。
本文には記しませんでしたが、水戸市内の京成百貨店の道路を挟んで反対側でも”何かの工事”がなされてて、何ができるのか楽しみではあります。
んで、こういう話をしていたら「亀宗」を思い出してしまいました。
（別に亀宗を思い出すことが悪いことではないですが）
鉾田町にも「つぼ八」の後ろに亀宗がありましたし、
らーいふーふれんどーー、かーめそーー、という歌がどこからともなく聞こえてきていまだにお耳に残っています。
ん～、懐かしい。
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