昨年のお正月が終わってひと段落したあたりから、わが国においても新型コロナウイルス感染症が蔓延しだしました。
高齢な方、持病がある方、喫煙者のかたなどを中心に重症化しやすいような情報が流れていて、有名人の方にも感染した方がいて、なかには亡くなる人もいました。
茨城県は関東のなかでは新型コロナウイルス感染者が発生するのが遅かったらしい。
が、つまるところは時間の問題だったようで、発生者が出始めたら割と出続ける印象もあります。
ただ私の住んでいる地域は人口密度が低いために”ナチュラル・ソーシャルディスタンス状態”のようで、茨城県の市町村単位の比率としては少ないほうです。
茨城県内でも、やはり人と接近してしまいやすい都市部に近い地域や、首都圏に近い地域を中心に感染者が拡大しているように感じられています。(県北地域は少ないですし)
そして、今年は年始早々、一都三県に”緊急事態宣言の発令予告”が政府よりなされました。
一都三県とは切って貼ったように東京と神奈川と千葉と埼玉です。
今回、発生率が埼玉より高くなっている栃木県が含まれていないのが、じぶんには理解できませんが。
ただそういった状況にあっても、茨城県は”独自の対策”を積極的に行っているようで、それが効果的に機能しているようです。
(どっかの府知事さんのようにイソジンがどうとか言う知事さんではなく、よかったと思いますw)
今回は、茨城県が行っている対策について、ご紹介していきたいと思います。
目次
市町村単位で要請を行う茨城県
茨城県は、市町村単位で新型コロナウイルス感染症の発症者数の割合に応じて、営業時間の短縮などの要請を行っています。
当然情報は毎日更新され、その情報に基づいた茨城県からの要請を、茨城県知事の大井川和彦氏みずからの言葉で発表しています。
少なくとも自分の目には、そういった茨城県からの”お願い”に対して、県民の皆さんも真摯に対応しているように見受けられました。
残念ながら、緊急事態宣言中におこなわれたパチンコ店に対する休業要請に対応していないパチンコ店が、自分が知る限りでも水戸市内だけで数件あったことは残念ですが、そこ以外はおおむね良好に機能していたと思います。
いばらきアマビエちゃん
新型コロナウイルス感染症対策として、政府だか国が推奨している接触確認アプリがあります。
だけどこれって、ガラケーだと利用できないし、スマホでもイチイチアプリをインストールしないといけないし、お互いにアプリを取っていないと有効に機能しない。
おまけに1メートル以内に連続15分で接触とみなされるとされるので、なかなか「接触」とはならない仕様となっています。
対して「いばらきアマビエちゃん」は、メールのシステムをQRコードでもって行うので、カメラ機能がある携帯電話でQRコードを読み取れる機能があれば有効に機能します。
で、QRコードを読み取った場所に同じ時間帯に”感染の可能性がある人”がいたときには、メールでもって通知してくれるというシステムです。
まあこちらも、お互いに”アマビエちゃんに登録していないと有効に機能しない”のですが、アプリとは異なりインストールを要しないという意味においてはハードルが低くなっています。
ただ、店舗(など)に掲示してあるアマビエちゃんのQRコードがどこにあるのか分からなかったりすることが多いのが残念ではあります。
また、どっかを訪れるたびにイチイチ携帯電話を取り出してカメラ機能を使うことにはわずらわしさを禁じ得ないところです。
まあ、やっていますけどね。
茨城県も安心できない新型コロナ
茨城県は”北”関東ということもあって、しかも南関東のように人口密度が高くない場所が多いせいか、人から人へ感染する感染症に対しては南関東のそれよりはマシに見えます。
つっても、全国的に見たら茨城県の新型コロナウイルスの発生割合はお世辞にも少なくないですし、東京から電車一本・首都圏から橋一本で到着できる便利さがあるので、TX沿線のつくば市や常磐線沿線の土浦市・ひたちなか市辺りでは最近感染者数が大きくなることがありました。
なので、交通の便が案外いい茨城県の課題としてはここら辺が重要になってくるでしょう。
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