茨城県の大子町は
茨城県の市町村の中でも
ほかにはない特長があって、
一度訪れても
また訪れたくなる、
そんな魅力がある町です。
大子町は
元々魅力的な町でありながら
季節によって
同じ場所に何回行っても
新しい楽しみがあるということも
素晴らしい点でしょう。
その理由のひとつが
周囲を山に囲まれ
久慈川が街中に流れていて
シンボルのひとつに
日本三名瀑の「袋田の滝」を有するという
茨城県トップクラスの
壮大な自然があります。
それに加えて
その雄大な大子町の自然が
季節によってその表情を変えて
新しい美しさを
魅せてくれます。
またほかにはないイベントも
開催されたりしているので、
そういう”唯一無二”な感じも
大子町の魅力のひとつでしょうね。
そんな大子町は
自然に囲まれていることもあって
奥久慈しゃもや川魚など
美味しいものも豊富にあり
食の部分でも楽しませてくれます。
そんな大子町の
季節ごとの楽しみ方を
ここに少し
紹介していきます。
春の大子町のおススメは
3月に開催される
「十二所神社の百段階段ひなまつり」ですね。
大子町役場や
道の駅だいごにも近い
JR水郡線の常陸大子駅からすぐ近くの場所に
十二所神社という神社があります。
十二所神社の境内に向かうための
長い階段があるのですが、
そこにひなまつりの時期に
ひな人形がたくさん飾られます。
訪れればわかりますが、
ひな人形の数は
想像以上なので圧倒されるでしょう。
また十二所神社の眼下の街には
お店がたくさんありますので
美味しい食事も楽しむことができますし、
各店舗にもひな飾りが施されていて
これでもかというぐらい
楽しむことができます。
さらにタイミングが良ければ
花嫁行列を見ることができるので
(潮来市の嫁入り舟のように)
幸せのおすそ分けを
いただいたような気分になれます。
続いて
大子町の夏の楽しみ方は、
「月待の滝」に行くことが
おススメでしょうね。
月待の滝は
ご存知の方も多いでしょうが
別名”裏見の滝”と呼ばれ
滝の裏側に入って
裏側から滝を楽しむことができる
レアな滝でもあります。
(しかも濡れることなく楽しむことができます)
そして月待の滝では
流しそうめんや
かき氷を楽しむことができるので
滝を楽しみながら
食事をすることもできます。
(かき氷は特に絶品です)
んで、秋の大子町は
当たり前っちゃ当たり前ですが
”紅葉”が素晴らしいです。
何ゆってんのと
思うかもしんないですが、
大子の紅葉は
(常陸太田市とかも同様とはいえ)
そこら中に自然にありますね。
同じく茨城県は高萩市の
花貫渓谷のような
”ザ・紅葉”も
素晴らしいものがありますが、
そこらへんの風景に溶け込んで
普通に存在するものが
趣があっていいものです。
もちろん大子町の
袋田の滝と紅葉のコラボは
”ザ・紅葉”としても
十分に楽しめるので
紅葉を楽しみたい目的で
大子町に行くのもいいものです。
そして冬の大子町は
どうしても氷瀑がおススメです。
袋田の滝の氷瀑は
大きい滝が凍っているので
迫力満点ですし、
月待の滝は凍っていても
裏側から鑑賞することができます。
ただ注意しないといけないのは、
大子町の滝の氷瀑は
冬だったらいつでも見られるわけではない
ということですね。
しかも冬のシーズンを通して
全く凍らないこともあるので
行って観たものの寒いだけで凍っていない
なんてこともあるわけです。
で、ここからは
自分の経験則ですが、
大子の氷瀑は
”連日の最低気温が氷点下8度以下”で
徐々に滝が凍っていきます。
でも日中の最高気温が上がりすぎると
やっぱし溶けちゃうので、
そこにも注意が必要になります。
で、結局
行く日に氷瀑をしているか
気になる人に対しては
大子町はライブカメラによって
リアルタイムの映像を
用意してくれているので、
(素晴らしい取り組みですね!)
そちらを活用しない手はないかと思います。
ちなみにこのライブビデオ、
袋田の滝だけでなく
月待の滝についても
映像を配信しています。
というわけで
四季を問わず楽しめる
大子町ですし
美味しいものも豊富にありますので、
お休みのときの行楽の行き先に
検討してみてはいかがでしょうか?
大子町はマジでいいところですが、
高速道路から遠く
水戸市から車だと
二時間ほどかかってしまうのが
難点ではあります。
このお話している現段階では
(2020年2月)
JR水郡線も大子の手前で
不通が続いていますし。
昨年の台風の影響ですよね。
そんな逆風があると余計に
大子町を応援したくなりますね。
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