ゆずり車線

鉾田市

茨城県の水戸市から千葉県の千葉市までつながっている国道があって国道51号がありますが、その途中の鉾田市という地域に「ゆずり車線」というものが設けられたエリアがあります。

鉾田市とはいっても、合併前には鹿島郡大洋村とよばれていた地域限定でゆずり車線は設置されています。

「ゆずり車線」は文字通り”ゆずるための車線”なのですが、そこにいろいろな問題があったりしていますので”そこ”についてもお話していければと思います。

目次

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ゆずり車線


「ゆずり車線」は千葉市と水戸市を結ぶ国道51号線の鉾田市内の旧大洋村地区の上りと下りに二カ所ずつ設けられています。

片側一車線の国道51号線で、交通がスムーズに行われるようになのか”早く行きたい人”のために”遅い車”が左さ寄って道を譲るために車線を増やしている区間があり、そこを「ゆずり車線」と名付けています。

なので、ゆずり車線は自然渋滞解消に役に立つとされてます。

区間が残念


ゆずり車線の入り口(?)には「おそい車は左側へ」という大きな看板を目印に始まりますが、そっから終わるまでの距離が短く追い抜きを完了できないケースが多いように思います。

追い抜きをしたい車たちが多いと初めから諦めてしまうような、そんなゆずり車線の短さとなっています。

また、ゆずり車線の区間の終わりでは一車線になるため合流が発生するため状況によっては道路工事のそれのように、かえって渋滞が発生します。
また強引に先に入ろうとしてスピードを出すような車もたくさんある実情があります。

そもそも遅い車

ゆずり車線の看板に掲げている決まりごとは「おそい車は左側」ですが、実際にゆずり車線に進入したときに多いことがあります。

それが結構な問題でして、おそい車のはずの車が左に寄ってくんないんですよ。

これにはゆずり車線の構造上の問題もありまして、ゆずり車線で左に寄った車はゆずり車線億巻が終了する場所で、登坂車線のように”右に合流して複線しないといけない”ようになっています。

なのでわざわざ左に寄って道を譲ってから危険な合流を伴う行動をすると”ゆずるために車線変更を二回行わないといけない”ことになるので、そこを面倒くさがってか”やらない人”が多いように思います。

それか、単に文字が読めないかのどちらかでしょう。

東京オリンピックがカシマで行われるのに

今年2020年は東京オリンピックが開催されます。

しかも茨城県のカシマサッカースタジアムではオリンピックのサッカー競技が行われることも決定しています。

カシマサッカースタジアム周辺の国道51号線やそこに連絡する道路は整備がだいぶ進んでいますし”近くまで行けば”それなりの交通の流れであることは間違いありません。

が、仮に水戸市からカシマサッカースタジアムに向かう場合に水戸市の常澄地区の部分と鉾田市から鹿嶋市の入り口に当たる部分(旧鹿島郡大野地区)がどうしても狭く感じてしまうようになっているので解消を期待していましたが、今からだと間に合わないのが残念ですね。

せめてゆずり車線を正しく活用できればいいのですが、交通量もすごいことになりそうなのでけっこうなん否問題になってしまいそうですね。

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