新型コロナウイルス感染症に伴う全国区になった緊急事態宣言に伴い、茨城県内でも各種イベントの中止や休館・休園等が相次ぎました。
そのため自粛等の要請や自粛警察に関係なく”遊びたくても遊びに行けない”という状態が茨城県内では続いていました。
そんな中でも、冷たい目を受けながらも頑張って開け続けているところもあれば自らの判断によって営業を調整するところもあり、また緊急事態宣言や茨城県の要請に即して動いた団体や個人も多くありました。
それぞれに日本人らしく頑張っていたようにも思いますが、そんでもちょっとした息抜きも許されないような雰囲気には疲れた、という人も多いのではないでしょうか?
そうした中、今月に入って、
・国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)
・袋田の滝の観爆台(久慈郡大子町)
という茨城県屈指の観光スポットが
再開されました。
ご存知の方も多いでしょうが、再確認の意味で今回再開を行ったこの茨城の誇る二大観光地についてお話していきましょう。
目次
国営ひたち海浜公園
「国営ひたち海浜公園」は茨城県の東岸のほぼほぼ太平洋に面しているひたちなか市の旧那珂湊市にあたる場所に位置しています。
那珂湊といえば魚市場も知られていますが、魚市場の場所よりも北に位置していて、ひたちなかにある海水浴場の「阿字ヶ浦海岸」よりもさらに北に位置しているため、東海村に近い場所にあります。
県外からの来訪者も多く外国人にも人気のある公園で、ひたちなか市最高峰をうたっている「みはらしの丘」に敷き詰めるように咲くネモフィラやコキアが有名で迫力のあるものになっています。
ネモフィラやコキアが有名ではあるものの、スイセンやチューリップ、バラ等季節の花を楽しむこともできるので、ほぼ年中楽しむことができる公園になっています。
ただ、海にひじょうに近い位置にあるため冬の時期はけっこう寒いですね。
そして今回再開した6月には、残念ながらネモフィラの時期はスルーしているもののバラを楽しむのに最適な時期になってきています。
袋田の滝の観爆台
袋田の滝といえば、やはり冬の時期(1月~2月ぐらい)の”滝が凍る”「氷瀑」が有名ですし見ごたえが抜群です。
また夏の時期には滝つぼからの水しぶきによってマイナスイオン等が発生していてたりして爽快感をいくらか味わうことができます。
なので6月から「袋田の滝の観爆台」が再開されること自体、微妙なタイミングではありますが、今だからこそのいいことももちろんあります。
今月(6月)よりアユが解禁になったので、今訪れれば新鮮なアユをいっしょに楽しむことができてお得感がまします。
まあアユ自体は常陸太田市などのほかの県北地域にもありますが、この機会に袋田の滝を訪れることがいいのじゃないかと思いましたね。
袋田の滝を擁する久慈郡大子町は本県いばらきでも”先の台風”(昨年の台風)の被害が、茨城県のほかの地域に比べて大きいような印象を持っています。
JR水郡線の断線とバスによる代行輸送の解消も、早くて来年になるようなのでそこについても応援できるところはしていきたいところですね。
個人的に大子に住んだこともないし、大子に親戚がいるわけでもないし、さらに大子に宿泊したことがなく日帰りでの観光にとどまっていますが、そんでも応援したいような魅力が大子町にはありますね。
まとめ
まだまだ新型コロナウイルス感染症に伴う自粛ムードはまだまだ収束のめどが立ったとは言えない状態が続いていますが、できる範囲で少しづつ観光や飲食を中心に経済に貢献していければいいですね。
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