茨城県久慈郡大子町にある「袋田の滝」は、「華厳の滝」「那智の滝」と並び称される”日本三名瀑”として知られています。
そして袋田の滝は、冬になると滝が凍る現象”氷瀑”をすることでも知られています。
大子町は周囲を山に囲まれた盆地のような地形をしていて、茨城県内でも夏がほかの地域よりも暑くて冬がほかの地域よりも寒くなる、といった気候的特徴を有しています。
目次
袋田の滝が凍る条件
袋田の滝が凍るには、当然”低い気温”が必要になってきます。
大子町の最低気温が”氷点下8度以下”の日が何日も続くことによって、徐々に滝が凍っていくようです。
また同時に、最高気温が高くなりすぎないことも求められます。
なので、寒い日が何日も続いたりしたときには、袋田の滝のライブカメラを除いてみるといいかもしんないです。
最近の傾向ですと、袋田が7割など”結構な割合”で凍結するには、最低でも一週間程度は必要になります。
袋田の滝が溶けちゃう条件
さっきとは逆に、今度は袋田の滝が溶けちゃう条件について説明していきます。
さっきの”凍る条件”の逆なのですぐに分かっちゃうものですが、どこかのタイミングで大子町の最高気温が高めに記録されたときには、袋田の滝が解けちゃいます。
また、最低気温が下がりきらない日があったときには、最低気温で凍る程度と、最高気温で解ける程度の差し引きが”溶けるほう”に傾いてしまうので、割合の高い氷瀑から遠のいてしまいます。
また、雨が一回でも降ってしまうと流されてしまうので、その勢いによっても氷が解かされて氷瀑の割合が下がってしまいます。
いったん凍った袋田の滝が溶けるには、雨が降っていなくても”気温が高い状態”が続いてしまったときには、わずか数日でかなり解けてしまいます。
まとめ
袋田の滝が凍るためにかかる時間よりも溶けてしまう時間のほうが短いことが多いので、袋田の滝の氷瀑は希少価値が高い自然現象と言えるでしょう。
昨今の地球温暖化の影響もあって、年々氷瀑の希少さは増していくばかりなので、機会に恵まれたら多少強引にでも見に行ったほうがいいとおススメできるスポットとなります。
ただ、茨城の水戸とか土浦に行く感じで大子町に行くと”すんげー寒い”ので、あったかくして訪れることをお薦めします。
また今回ご紹介した袋田の滝が凍る基準は、あくまで個人的に訪れたときの実体験に基づくもので絶対ではないので、その点についてはご了承願います。
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