茨城県は長い海岸線を有していますが、意外に「整備された海水浴場」が少なく、危ない海としても一部知られています。しかし十分に気を付けていれば安心して楽しむこともできます。
整備がしてある、いわゆる「海水浴場」と名が付いているところであれば海のシーズンに海水浴場として堂々と一般に開放され、監視人さんやライフセイバーさんがも付いているので安心して楽しむことができます。
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今年の茨城県は、海水浴場を開設していない
今年(2020年)の茨城県はすべての海水浴場を開設していないので、海水浴を楽しむことに適してない残念な夏になりました。
今年の特徴として「新型コロナウイルス感染症」の感染拡大に対しての懸念から、混雑による”密”を避けられるように、人が過剰に集まらないように海水浴場としての海岸線の開放はされていません。
まあ海岸に行くこと自体は制限されていないので海水浴そのものを楽しむことはできますが、監視人さんやライフセイバーさんが配置されていないので、楽しむ際には十分に気を付けないといけないでしょう。
また、海水浴場として開放されていないことによって監視人さんやライフセイバーさんがいないだけでなく、駐車場が利用できないところもあるので注意が必要です。
ただ駐車場に関していえば、いままで”夏場だけ有料”になっていた駐車場が無料で利用できたりもするので、悪いことばっかしでもないです。ガッツリ料金取るところもあるけど。
もともと海水浴場になっていない海岸ですと危険が増します
もともと海水浴場になっている阿字ヶ浦海岸だったり大洗サンビーチ海岸のようなところであれば、いつもですと海水浴場として一般開放される海岸なので、性能的に海水浴場に適している海岸になりますので比較的安心して楽しむことができます。
が、もともと海水浴場として開放されていない、岩がごつごつしているような海岸(聞いただけでなんだかケガしそうですが)だったり、砂浜海岸ながら流れが早かったりして見た目よりかなり危険な海岸もたくさんあります。
特に、人口岬(ヘッドランド)のある近くの海岸は特に流れが早く、人口岬(ヘッドランド)そばでは離岸流といわれる”海岸線と反対方向に流れる速い流れ”が生じているので、さらなる注意が必要です。
離岸流は、逆らって泳いで岸にたどり着くには”オリンピック選手並み”のスピードで泳ぐことが求められるらしいので、その辺にいる”チョット泳ぐのが上手い人”レベルでは太刀打ちができないようです。
逆にサーファーの人たちは”離岸流の流れを利用して”沖に出たりするのが上手いようです。
また、人工岬がないような場所でも”ふつうに沖に向かって歩いていただけ”でも「急に深くなる場所」があるので危ないこともあるので、そういうこともあるというふうに考えて行動していくとよいかと思います。
飲酒して海水浴は危険
今年は海水浴場が開設されていないので海水浴は可能な限り控えるべきと考えますが、どうしても楽しみたいなら「ひざ下」ぐらいの水位にとどめておくのが安全ではないでしょうか。
そんでも、一番やっちゃいけないのが「飲酒しての海水浴」でしょうね。
飲酒してしまうと”まともな判断力”が低下してしまうことが知られていますが、判断力が低下している状態で海の中に入ってしまうと”安全なものまで危険”になってしまいます。
だいぶ過去の話ですが、元ボクサーの有名人が飲酒したのち海で泳いで溺れてしまった話は有名でいまだに記憶に新しいところです。
まとめ
今年2020年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から「海水浴場」が設定されていないため、茨城県で海水浴を楽しむことはできるだけ避けたほうがよいと思われます。
ですが、もしどうしても海水浴をするならば”例年以上に”気を付けて安全第一で楽しみたいものですね。
でも、なるべく”ほかのこと”で楽しんだほうがよさそうではあります。
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