茨城弁講座⑥とうみぎ

茨城弁

不定期公開の茨城弁講座。

今回は「とうみぎ」について
お話していきます。

茨城弁は「ごじゃっぺ」に代表されるように
”ようす”や”うごき”をあらわすものが
知られているところです。
(形容詞や動詞のようなものです)

ところが今回ご紹介する茨城弁「とうみぎ」は
”もののなまえ”をあらわしています。
(つまり、名詞です)

目次

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茨城弁「とうみぎ」とは?

茨城弁「とうみぎ」は
写真と”もののなまえ”ということで
ばれちゃったかもしんないですが、
標準語でいうところの
「トウモロコシ」をあらわしています。

一応おそらくは「とうむぎ」でも正解かもしんないですが、
”いんぴづ”(鉛筆→えんぴつ→えんぴづ→いんぴづ)のように
”イ”の段と”エ”の段が入れ替わったりするような茨城弁の特徴もあいまって
「とうみぎ」とよぶようになったものと思われます。
(「イの段」が強引に増えているだけかもしんないw)

茨城県のトウモロコシ生産量は「メロン」「ピーマン」「レンコン」「葉物野菜」のように
生産量が全国区で多いような作物ではないのですが、
茨城県でもトウモロコシの生産は十分可能ですし
茨城県民のなかには
”家庭菜園で食えるレベルのトウモロコシを収穫する”ような
つわものもたくさんいます。

ですので、茨城県内において
トウモロコシをあらわす「とうみぎ」は
たくさん登場する茨城弁になります。

知らない人にはちんぷんかんぷんな茨城弁「とうみぎ」ですが、
これでダイジブですね。

まとめ

茨城弁は動詞や形容詞のようなものが知られていますし
知った瞬間に使えるものが多いですが、
「とうみぎ」のように
単純なものの名前の場合もあります。

なので茨城県民が
「とうみぎ」「とーみぎ」「とうむぎ」などと言ったら
トウモロコシのことなんだな、と
優しく受け止めていただければと思います。

では、また次回。

(※関連記事「茨城弁講座①ごじゃっぺ」)

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