大洗町長交代

大洗町

長らく大洗町長を務めた小谷隆亮氏が”任期満了”にともない、次回の町長選挙に立候補せず”引退”の意向を表明しました。

そのことによって、大洗町長に立候補を表明した元大洗町議会議員の国井豊氏が大洗町長に無投票で就任することになりました。

大洗町はご存知の通り茨城県屈指の観光地区になっていまして、他県からの観光客もたくさん訪れる町になっています。
海水浴の楽しめる長い海岸線を有し、鳥居から太平洋を望む神社もあり水族館もあります。
また漁業も盛んで、生しらす丼やアンコウ鍋なども楽しむことができます。

そんな大洗町の町長ですので、そこの住民でなくても注目というものです。
もっとも、政治に関心が薄い人が多い世の中ですので、一般的にはそうでもないかもしんないのが少しばかし残念ではありますが。

目次

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小谷隆亮町長の功績

本当は大洗町議会の功績かもしんないですが、小谷隆亮町長時代の実績で大きなものを小谷隆亮町長の実績としてご紹介していきます。
めっちゃ主観が入りますけど(笑)

ガルパンとのコラボ

小谷町長時代のまちおこしとして強烈だったのが、アニメ「ガールズアンドパンツァー」(以下、ガルパン)とのコラボですね。

ガルパンは大洗町にある仮想の高校”大洗女子学園”を舞台に”戦車道”という部活動を中心にお話が展開していくアニメ作品です。

ガルパンでは実際に、本物の大洗町にある風景を”ほぼそのまんま”投影しているので、そこを知っているものとしては”二ヤリ”としてしまう部分があります。

また逆にガルパンのファンが大洗町を訪れる”聖地巡礼”の儀式(?)をすることも多くなって、結果大洗町のこれまでにないような活性化につながりました。

それを受けてか、大洗町においてガルパンのイベントも開催されるようになったり、町内の各店舗にガルパン登場キャラクターの等身大パネル的なものが入り口などに置かれています。

このことによって、漁業・観光などの従来の大洗のコンテンツに、また一つ強力なアピールポイントがくわえられたことになりますね。

ただでさえ県内屈指だった大洗町がガルパンの登場によってさらに力強い観光地に昇格したような印象を受けますね。

鹿島郡旭村との合併話

大洗町は、常澄村まで拡大してきた水戸市が狙っている、なんていう噂が噴出しているぐらいで、それほどの魅力があるということでしょう。

だけど大洗町が水戸市と合併することって、せっかくの観光名所「おおあらい」のなまえが希薄になってしまいかねませんね。
なので、大洗町は”どことも合併しない”ように思う意見が多くありました。

どっこい平成の大合併のさなか、大洗町は南に隣接する鹿島郡の旭村との合併話が浮上していました。

東茨城郡の大洗町と鹿島郡の旭村の合併は、旭村からの申し出によって実現に向けて動き出し、しかも”合併しそうにもない”大洗町が、この合併話に前向きだったというから驚きです。

ところが、大洗町と合併するとなると、
産業が異なる、郡が違う、などという意見が旭村内で噴出し、
大洗町と合併するか、あるいは鉾田町と合併するか、という住民投票に発展していきました。

で、旭村で行われた住民投票の結果は「鉾田町との合併」となり、鉾田町・大洋村・旭村の三町村で合併することになって鉾田市の誕生となりました。

このことについて、引退を表明した小谷(前)町長が言及しており、旭村との合併話が流れてしまったことが残念そうに感じたところですね。
(あくまで個人的な見解ですが)

と、いうことで大洗町は、現在も合併することなく存続しています。

新町長の国井豊氏

新大洗町長の国井豊氏は、個人的には”行政書士として”知るところです。
行政書士として茨城県内の行政書士を束ねる立場を担いながら大洗町議会議員としても活躍している人物になります。

国井豊氏は筆者の個人的に、出身校の先輩だったりもするので、その動向が気になったりもしています。
なんで、同じ学校を卒業していて、こんなに差があるのかなあと(汗)

そんな国井豊氏ですが、今回の無投票の大洗町長選当選の前にも大洗町長選挙に挑戦したことがありました。
大洗町長選挙に挑戦したときには”これまでは”前大洗町長の小谷隆亮氏に退けられてきました。

そのような国井豊氏がはじめて大洗町長に就任し、今後大洗町がどのように発展していくのか注目です。

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