日本国内のみならず世界中で拡大をみせ、WHO(世界保健機関)がパンデミック(世界的な疾病の大流行)を発表している”新型コロナウイルス”(COVID-19)ですが、昨日までは茨城県内に感染者が発生していませんでした。
ところがこのお話をしている2020年(令和2年)3月17日に茨城県内でも午後1時ごろに新型コロナウイルス感染者が一名判明し、午後2位過ぎに茨城県が記者会見を開き発表しました。
そのため茨城県民は心配しつつも、どこか他人事のようにとらえてしまっていたのかもしれないですし、私のお話にもそういう妙な安心感が雰囲気として出てしまっていたであろうことを考えると大いに反省するべきことになります。
目次
新型コロナウイルスに関しての過去のわたしのお話
茨城県での新型コロナウイルスに関しては私が今までに当ブログで何度かお話してきましたが、茨城県で感染者が発生した事実をうけたうえで見てみると、やはりどこか他人事で「緊張感が足りなかった」ということがとても申し訳なく思います。
【過去記事】
茨城県における新型コロナウイルスの状況について
まだ茨城県はコロナウイルス感染者はいないが
茨城でコロナウイルス感染者が出た噂について
茨城県内は新型コロナウイルス感染者がない
新型コロナに関して茨城県内でのアイテム不足状況
茨城県のマスク不足状況
休校要請に対する茨城県の対応について
茨城県でマスクのほかに足りていないもの
トイレットペーパー復活
このほかに女性用の生理用品も一時期不足気味になりました。(現在は解消しています)
こういった情報をお届けしていて、情報が確かに(その時点では)間違いのないものだったのですが、伝わり方に甘さがどうしても感じてしまう伝え方になっているように感じてしまいます。
茨城県の発表
茨城県では先ほどもお話した通り2020年3月17日午後2時台に記者会見を行い、茨城県民の一名の方が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表しました。
その発表の内容によると、新型コロナウイルスに感染してしまった茨城県民は
・茨城県ひたちなか市在住
・水戸市に所在する営業所に勤務
・三十代男性
・先月仕事の出張でイタリアを訪れ帰国
という情報となっています。
勤務先が大企業
発表されているのでご存知の方も多いでしょうが、新型コロナウイルスに感染してしまった茨城県ひたちなか市の男性は、茨城に拠点を置きながら全国区の有名な企業の水戸営業所に勤務していたようです。
一旦は体調不良を訴えて会社を休んだものの、症状が治まってきたことで”治った”と思ってしまい再び出勤してしまったということです。
その後再び体調不良を訴えるなどし会社を休んだりして、のちに新型コロナウイルスの陽性反応となってしまいました。
そしてその男性のつとめている会社がマンモス企業で、水戸営業所も大きな規模でした。
なのでその企業さんの水戸営業所の従業員3500人(!)が自宅待機という対応をとるに至ってしまいました。
※自宅待機の人数は、同じ建物で仕事をしていた1000人という情報を新たに得ました。
大井川和彦茨城県知事の会見
茨城県の発表のニュースで大井川和彦茨城県知事の会見の様子を音声で聞きました。
内容としては、ここにわたしがお話した内容にくわえて
「冷静に対応してください」という会見になりました。
ですがこの大井川和彦茨城県知事の言い方が冷静じゃない言い方でしたので、茨城県民の一人として不安に感じてしまう部分がありました。
緊急事態になっているので早口になっていることは仕方ないにしても、その中に冷静さを感じて適切な判断をしていることを感じる会見でしたら、そこまで不安には感じなかったかもしれません。
マスクなどの品薄に拍車がかかる懸念
茨城県は新型コロナウイルスの感染者が発生していませんでしたが、そんな中でも特定の商品の品薄状態は発生していました。
トイレットペーパーやティッシュペーパーについては品薄が解消してきましたが、依然として”マスクとアルコール消毒系”の商品が店頭の棚にないことがほとんどで品薄・売り切れの状態が続いています。
そこにきて茨城県内で新型コロナウイルスの感染者が確認されたので、茨城県民の不安は大きくなってしまうでしょう。
なので今後もマスク等の品薄状態が続いてしまうことが予想されてしまいます。
手洗いの励行が大切
ドアノブやつり革などの”不特定多数の人が触れる部分”にさわったり、外出してから帰宅したときに手洗いをきちんと行うことが、新型コロナウイルスに感染しないようにするために有効に思われます。
特にマスクが手に入れにくい状態がいつまで続くか分からないため、予防対策には気をつけていきたいところです。
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